小さくて移動できる書店、「枡野書店」OPENを構想していた歌人の枡野浩一さんから依頼を受けて、オカモチ本棚を設計・製作しました。
アイデアや企画は枡野さんが、またクッションイラストにはイラストレーターの會本久美子さんが参加しています。
オカモチ本棚は「長男」「次男」という名で2台あり、それぞれがいろんな場所で「枡野書店」として活躍しています。
枡野書店 参加展示会等
・2008 骨董通りデザイン展
・2008 DesignTide
・2009 第七回文学フリマ
・2009 内田かずひろ×枡野浩一「絵と言葉のあいだで」フェア 2009 新宿ジュンク堂新宿店
・2009 吉祥寺パルコ地下リブロ 枡野書店
・2010 『東京タワー短歌』展
・2010 第1回ほぼ日作品大賞、約3100の応募作中、上位40作に選ばれる。作品はCLASKAで展示。(黒板トレイ)
・2011 川口暮らふと
オカモチ本棚1号(長男)
オカモチ風の蓋を引き上げると、
折りたたみ式のスツールが現れます。
(写真は組み立て前の、板の状態。)
座面になるクッションは、本を押さえる緩衝材にもなっています。
スツールになる板を引き上げ、パタパタと組み立てると、
オカモチ本棚の完成です。
はじめに引き上げた蓋は、裏面が黒板になっていたんです。
タイヤがついていてどこにでも行くことができます。
(以下9行、枡野さんの文章から引用)
四月のドアーをくぐると、枡野書店が。
枡野浩一セレクトの本が並んでいます。
オカモチ本棚のふたを裏返すと黒板に。
本を守る緩衝材が椅子のクッションに。
折りたたみ椅子も本体に収納できます。
本体は縦置きにも横置きにもできます。
無垢のくるみの木でつくられています。
色の変化やキズが味になっていきます。
オカモチ本棚2号(次男)
枡野浩一さんオーダーのオカモチ本棚をもう1台作りました。
よく見ると、色々違います。
磁石でくっついている蓋を、手前にパカッと引きます。
組み立てる前のスツールをスッと引き出します。
写真では見えませんが、板の裏側に座面になるクッションがくっついています。
蓋の回転軸を変え、クルッとまわすと、
スツールもパタパタッと組み立てると、
2号(次男)の完成です。
スツールのクッションは、イラストレーター會本久美子さんとのコラボレーション生地です。
短歌用!? 黒板トレイ
木部/クルミ
黒板/マグネットが付くスチール製
詳しくは「枡野浩一のかんたん短歌blog」よりご覧ください。
葉書箱本
お弁当箱のような、
本のような、
枡野書店の葉書箱本。
シカモア材。
黒板本棚/黒板本
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